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2013年10月23日【第6回】

シニア世代ドライバーをとりまく問題と課題。

65歳以上の高齢者のドライバーが何かと話題になる昨今。
体力や判断力の低下に伴い様々な危険性が示唆される中、
免許返納・高齢者講習会など新たな行政の取り組みにも注目されています。
今回は、誰でも平等にやってくる“老い”と、これからのカーライフについて
ちょっと知っておきたいアレコレをご紹介します。
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【認知症も起因…年々増加するシルバー世代の事故数】
全体の交通事故数は年々減少していますが、65歳以上のドライバーによる事故は
増え続けているのが現状です。その理由に、アクセルとブレーキの踏み間違いや、
「~しないだろう」と思い込んでしまう漫然運転、注意不足の低下が招く
安全不確認などがあります。
近年では、シニア世代のドライバーが物損・衝突事故のほか死亡事故を起こす
ケースもあり、ニュースで取り上げられる機会も多くなりました。
シニア世代のドライバーは運転歴を重ねてきた、いわば“ベテラン”。
それ故に、身体機能からくる意識と行動のミスマッチを実感しにくくあるのが
問題となっています。
また、死亡事故の中には、ドライバーが軽度の認知症を患っており、
事故を起こしたことを認識できていないケースも。
この場合、物損事故等の前例が起きていたとしても、ドライバー本人が認識できていないため、
運転への危機感や、運転辞退への周りの促しも難しいのが大きな問題となっています。
 
 
 
【シルバー世代ドライバーへ向けた講習会が盛んに】
あらゆる問題点が取り上げられる中、実際に事故を起こされたドライバーや、
自ら不安を感じているドライバーへ向けた「高齢者講習」が注目されています。
教習所で実施されるこの講習は、免許更新時の講習のほか、
安全運転知識を確認するディスカッションも含まれた「シニア運転講習」、
教習所のコース内を走る「チャレンジ講習」など、
さまざまなタイプの高齢者講習が開催されています。
また、75歳以上のドライバーは講習を受ける前に
「講習予備検査」も実施するため、より正確で確実な適性検査ができるよう
配慮されています。
 
 
 
【クルマを辞めたい…でも辞められない…。】
「家族から運転が心配と言われた」「運転に自信がなくなった」という方も少なくなく、
自ら免許を返納する方も少なくありません。
現在は免許返納時、身分証明書代わりになる「運転経歴証明書」が
発行されるため、返納希望者も徐々に増えてきています。
しかし、交通網が整っていない地域では車は大事な足代わり。
運転を辞めたくても、生活の不便さから「なかなか辞められない」という方も、
とっても多いそうです。
 
 
 
【住みやすく・移動しやすい環境づくりが必要】
シニア世代ドライバーをとりまくあらゆる問題は、根が深く深刻です。
しかし、すぐに対応できることが少ないのも事実です。
鉄道・バス・地下鉄などの公共交通機関は、都市部を除きまだまだ疲弊している状態。
車依存社会となっている地方に対して「移動のケア」や
「コンパクトシティ化の促進」など、シニア世代が住みやすい街づくりも
大きな課題となっています。
 
 
 

いかがでしたでしょうか?今回紹介した内容はほんの一部分。
シニア世代ドライバーに関わる問題点と課題は、まだまだたくさんあるんです。
家族や自分自身にも大いに関わってくる「車社会が抱える問題点」は、
これからもあらゆる視点から増えていくでしょう。
お手持ちの車を廃車にしようとお考えの方も、
これからのカーライフを考える際はこの問題点を意識することで
“より永く快適なライフプラン”を描けるかもしれません。

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