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2014年10月14日【第96回】

今年中に発売?!今注目を浴びる水素自動車について

次世代のエコカーとしてその機能や性能にも注目されていました。

しかし、水素ステーションの設置や車体が高価であることなど、普及についてはまだまだ課題が山積みです。

そんな中、水素ステーションのインフラ設置を目指している横浜市の取り組みや、大手メーカーが年内にも販売すると発表したことにより、俄然注目度があがった水素自動車。

私達が道路で目にしたり、実際購入する日がくるかもしれない、未来の自動車について、簡単におさらいしてみましょう。

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【水素自動車とは】

水素自動車とは、ガソリンの代わりに水素をエネルギー源として駆動する車のことを言います。

ガソリンエンジンを改良し、直接水素を燃焼させる仕組み。
燃焼により水と少量のNOxが排出されるため、CO2の排出量はゼロ。
燃料電池車も水素を利用しますが、水素と酸素の化学反応で得られる電気エネルギーで駆動させる、という違いがあります。

現在はマツダとBMVが参入しており、水素とガソリンの両方を搭載した「バイフューエル型」の水素自動車を市場投入しています。

更に、マツダは電気モーターも組み合わせた水素ハイブリッド自動車、「プレマシー ハイドロジェンREハイブリッド」を開発し、2009年よりリース販売を行っているそう。

水素燃料のみでの航続距離は、共に200km程度(マツダの「プレマシー ハイドロジェンREハイブリッド」とBMWの「Hydrogen 7」の場合)。

マツダは、安全性から、燃焼室と吸気室を分離した「ロータリーエンジン」を採用しています。

 
 

【メリット・デメリットはこんなところ】

開発中の新しい自動車なので、今はまだデメリットが多め。

それでも改善の兆しがもてるものや、スグにでも取り組めることが多いので、普及や人気向上は時間の問題ともいえます。

■メリット
・CO2など、温室効果ガスを排出しない。
・既存のエンジンを活用でき、触媒にレアメタルなどの高価な原料を使用しないため、製造コストが比較的安価である。

■デメリット
・水素製造技術が確立されておらず、製造効率も悪い。
・水素の供給インフラが整っていない。
・水素ガスを貯蔵するタンクの安全性の確保や小型化が必要。
・ロータリーエンジンは、安全性が高いものの、熱損失が大きく、効率が悪い。
・レシプロエンジンは、バックファイアの危険性がある。

 
 

【あの大手メーカーも参入!今後の動きや展望はこんなこと】

現在、水素自動車に本格参入しているのはマツダとBMWで、フォードも2001年にプロトタイプを発表しています。

さらに、トヨタは2014年度内に、日本でセダンタイプのFCV販売開始予定、米国・欧州では、2015年の夏頃の発売に向け準備を進めているとのこと。

日産やトヨタなどは、水素自動車の課題である「安全性や熱効率」を一掃すべく早いスパンで開発を進めているそうです。

実用化にむけての動きはますます加熱し、公道を走る日もそう遠くはなさそうです。

 
 

環境にやさしく燃費も良くなれば、燃料自動車は次世代カーではなく、一般的なマイカーとしてすぐに人気を集めるでしょう。

それまでには課題を解決していかなくてはなりませんが、各メーカーも急ピッチで開発・研究を進めています。

廃車手続き後の新車購入を考えている方は、ディーラーで新しい「未来のクルマ」をちょっと覗いてみると面白いかもしれません。

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