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2014年09月08日【第77回】

あなたは常備してますか?自動車緊急脱出ハンマー

思いも付かない事故はいつ起こるか分からないもの。
最近では土砂崩れや水害などのニュースも話題になっています。

もし、車ごと水中に転落したら・・・もし、津波等で増水した水に、車ごと浸かってしまったら・・・そんな時にあると絶対便利なのが自動車緊急脱出ハンマー。
あなたの車には積んでいますか?

今回は、もしものときの準備として、自動車緊急脱出ハンマーについてご紹介します。

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【水の中でドアは開かない!】

車両水没時、多少の車内浸水であれば力をこめればドアを開けることができます。
また、窓からの脱出も当然可能です。

しかし、水位が増していくと車内と社外の水圧の差から相当な力をこめてもドアや窓の開閉は不可能となります。

さらにミニバンタイプの場合は早くからスライドドアを開くことは不可能でしたね。
また、電気系統も故障するためパワーウィンドウが開かなくなることも考えられます。

 
 

【緊急脱出ハンマー準備はココがポイント】

ハンマーの購入は、カーショップ、ディーラー、インターネット通信販売など可能です。
金額は¥1,000~¥2,500程度。
様々なタイプがありますが、万一シートベルトがロックして外れない場合の為に、シートベルト切断用のシートベルトカッターが付いているものがお勧めです。

ハンマーの保管場所は、シートベルトがロックして外れなくなった状態であっても、運転手の手が確実に届くわかりやすい場所がベスト。
足元付近やセンターコンソールなどが良いそうです。

 
 

【緊急脱出ハンマー選びは慎重に!】

自動車用緊急脱出ハンマーも、製品によっては「窓ガラスが割れない」など、難点があるものもあるそうです。
割れなかった製品は使用後はヘッドが潰れており、いずれも中国製でした。

ハンマー選びは慎重さが必要。ポイントはこちら!

・自動車の側面窓ガラスを破砕する性能評価が適切なものか。
・製造。流通過程での品質管理が適切か。
・自動車の側面窓ガラスの破砕性能に関する説明書があるか。
・使用方法や使用上の注意に関する説明があるか。
(例:破砕に適した窓ガラスの部位、破砕する際の角度、耐用年数等)

もし購入に対してちょっと不安があったら、ディーラーやカーショップのスタッフさんと相談しながら購入するのが一番安全です。

 
 

【水没時のハンマーの使い方】

緊急脱出も手順が大事。ハンマーを使った脱出手順をまとめました。

1.)自動車は、状況や車種にもよりますが、水中に転落しても数分間浮いているので、その間に脱出します。

・自動車は一般的にエンジンのある方から沈む。
・開いている窓から水が流入する場合は、沈む速度が速い。
・転落した場合は、沈着冷静に行動することが重要。
・シートベルトは水中でも外せるので、転落時に負傷しないよう必ず着用しておく。

2.)窓が水面より上にあるうちに、シートベルトをはずし、窓ガラスを開けて脱出します。

・電動式窓ガラスでも開かないとは限らないので、まずは開けてみる。
・ドアは水圧のためほとんど開かないので、窓から脱出する。
・水中に沈んでからでは、脱出しにくい。

3.)窓ガラスが十分開かない場合は、水面より上にある側面か後面のガラスをハンマーで割って脱出します。

・ハンマーは手の届く位置に固定しておく。
・フロントガラスは、割ってもひびが入るだけで脱出できない。
・窓が水面より上にあるうちに割る。

4.)窓から脱出できない場合は、車室内の水面が胸か首にくるまで待ち、大きく息を吸い込んでからドアを開け脱出します。

・ドアは、車室内への水の流入によりドア内外への水圧差が少なくなると開けられる。
・電磁式ドアロックでも、各ドアにある手動のレバーやノブなどで解除できる。

 
 

水害に会うことは、人生でほとんどないかもしれません。
それでも、もしもの事態は誰にでも急にやってくるもの。
後悔してからでは遅いのです。

今まで緊急脱出ハンマーの装備をしていなかった方は、ぜひ今回のコラムを参考にしてみてください。

また、これから廃車手続きを行い、新車購入が控えている方も、自動車購入と一緒にハンマーの購入や買い替えをおすすめします。

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